ツバイソPSAでは、【商品・サービス】マスタを使うことで、商品・サービスの販売単価、仕入単価をシンプルに制御することができます。
【商品・サービス】に加えて、【価格表(PSA)】を利用することで、小売や卸売りのように、アイテム数が多く、仕入れ、販売が大量に行われる事業についても、きめ細かいマスタ設定により業務の自動化を行うことができるようになります。
具体的には以下が行えるようになります。
また、ツバイソPSAの価格表(PSA)はSalesforceの価格表と同期させることができます。
ナビゲーションバーから「価格表(PSA)」を選択すると、参照権限がある価格表レコードの一覧(リストビュー「最近参照したデータ」)が表示されます。ツバイソPSA標準で推奨のリストビューを用意していますが、ユーザ毎に業務に合わせてカスタマイズすることができます。
※リストビューの活用方法
価格表(PSA)レコードのリストビューの「新規」で作成します。
価格表(PSA)を作成し、「価格表明細作成」を押して、【商品・サービス】から価格表に追加する商品・サービスを選択してください。
次に、「価格表明細設定」を押して表示される価格表明細より設定を行なってください。
価格表(PSA)が完成したら承認申請し、承認されることでロックされます。
次に、価格表を取引先に割り当ててください。
「関連」を開いて、「新規」を押して取引先を選択することにより割り当てることができます。
価格表(PSA)は、見積、受注、発注など明細作成画面で「価格表から追加」を押すことで使用できます。
価格表による統制により承認プロセスを簡略化することができます。
上記の明細は承認(ロック)された価格表(PSA)からのみ選択可能です。また、価格表から作成した明細は「単価」を修正することができません。
したがって、価格表から作成された【見積】【受注】【発注】は一定の統制がかかっていることとなりリスクが大幅に軽減されます。
【見積】【受注】【発注】において、全ての明細を価格表(PSA)から作成した場合は「全明細価格表から作成」にチェックがつきます。そして、このチェックがついている場合は「要個別承認」のチェックが外れ、「一括申請」「一括承認」が可能となります。
「一括承認」の権限を持つユーザがこれをチェックすることで、承認(ロック)することができ、通常の承認プロセス(複数の責任者による回覧、承認)よりも統制コストを削減することができます。
項目名 | 説明 |
基本情報 | |
価格表名 | |
説明 | |
明細数 | 関連する価格表明細オブジェクトの件数の合計(無効を除く) |
無効 | 本マスタを無効とする場合にチェックしてください。無効とすることで、以後、本マスタを選択できなくなります。すでに本マスタを選択しているレコードを自動的に変更することはありません。 |
開始日 | |
終了日 | |
有効 | 開始日がブランクまたは本日以前の日付、かつ、終了日がブランクまたは本日以降の日付の場合はチェックがつきます。 |
終了済 | 終了日が到来(終了日 < 本日)するとチェックが付きます。 |
価格表(Salesforce) | |
承認情報 | |
承認ステータス | |
承認日 | |
申請者 | |
部門 | |
次の承認者(ユーザ) | |
一括申請 | チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 申請中。「ツバイソロック(承認)」 = True。 |
一括承認 | チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 承認済。「承認日」= 実施日。「ツバイソロック(承認)」 = True。 |
作成中に戻す | チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 作成中。「承認日」= 空欄。「ツバイソロック(承認)」 = False。 「一括申請」または「一括承認」がチェックされているときに使用できます。 |
ツバイソロック情報 | |
ツバイソロック(承認) | 以下を除き全ての項目がロックされます。[フェーズ、無効] |
ツバイソロック(承認)ユーザ | |
ツバイソロック(承認)最終ロック日時 | |
ツバイソロック(承認)の更新 | |
ツバイソアンロック(承認)の更新 | |
ツバイソロック(無効) | 「無効」にチェックをつけることにより、全ての項目がロックされます。 |
ツバイソロック(無効)ユーザ | |
ツバイソロック(無効)最終ロック日時 | |
ツバイソロック(無効)の更新 | |
ツバイソアンロック(無効)の更新 |
項目名 | 説明 |
基本情報 | |
商品・サービス | |
商品・サービス備考 | 255文字以内で記入してください。明細作成時に明細レコードの商品・サービス備考に転記されます。明細レコードの商品・サービス備考はPDF帳票に表示されます。 |
開始日 | |
終了日 | |
有効 | 開始日がブランクまたは本日以前の日付、かつ、終了日がブランクまたは本日以降の日付の場合はチェックがつきます。 |
終了済 | 終了日が到来(終了日 < 本日)、または商品・サービスが有効ではない場合にチェックが付きます。 |
無効 | 本マスタを無効とする場合にチェックしてください。無効とすることで、以後、本マスタを選択できなくなります。すでに本マスタを選択しているレコードを自動的に変更することはありません。 |
価格表明細ID | |
価格表 | |
価格表エントリ最終更新日時 | Salesforce価格表エントリと同期した時点で取得した、価格表エントリの最終更新日。同期の要否に使用します。 |
行番号 | |
商品・サービス情報 | |
帳票表示名(商品・サービス) | 「商品・サービス」で設定された「帳票表示名」です。明細作成時に「明細表示名」に転記され、帳票の明細表示名として使用されます。 価格表明細の「得意先商品名」「仕入先商品名」を登録するとこれが優先して明細に転記され、帳票に表示されます。 |
自社商品コード | |
承認ステータス(商品・サービス) | |
商品・サービス終了済 | 商品・サービスが終了済の場合にチェックがつきます。 |
商品・サービスセグメント1 | |
商品・サービスセグメント2 | |
商品・サービスセグメント3 | |
売上プロセス用 | |
販売単価 | 明細作成時の「単価(税抜)」に設定されます。価格表明細から転記した明細の「単価(税抜)」は変更できないように制御されます。 「仕切り率(%)(販売)」が設定されている状態で空欄にすると自動計算されます。金額をマニュアル設定することも可能です。 |
販売単価(税抜)(商品・サービス) | 関連する「商品・サービス」の「販売単価(税抜)」 |
仕切り率(%)(販売) | 「販売単価」を商品・サービスで定めた「販売単価(税抜)(商品・サービス)」に仕切り率を乗じて設定します。 |
販売単価下限 | 販売単価を仕切り率で計算する際の下限を設定することができます。 |
売上プロセスで使用 | |
得意先商品名 | 得意先向けに表示する商品名を設定することができます。 |
得意先商品コード | 得意先向けに表示する商品コードを設定することができます。 |
調達プロセス用 | |
仕入単価 | 明細作成時の「単価(税抜)」に設定されます。価格表明細から転記した明細の「単価(税抜)」は変更できないように制御されます。 「仕切り率(%)(仕入)」が設定されている状態で空欄にすると自動計算されます。金額をマニュアル設定することも可能です。 |
仕入単価(税抜)(商品・サービス) | 関連する「商品・サービス」の「仕入単価(税抜)」 |
仕切り率(%)(仕入) | 「仕入単価」を商品・サービスで定めた「仕入単価(税抜)(商品・サービス)」に仕切り率を乗じて設定します。 |
仕入単価下限 | 仕入単価を仕切り率で計算する際の下限を設定することができます。 |
仕入先 | 受注明細の「仕入先」に転記され、受注明細から作成した発注明細の「仕入先」として使用されます。 価格表明細で「仕入先」を設定せず、関連する「商品・サービス」で「仕入先」を設定している場合は「商品・サービス」の「仕入先」が優先して転記されます。 「商品・サービス」と「価格表明細」両方に「仕入先」が設定されている場合は、「価格表明細」の「仕入先」が転記されます。 |
調達プロセスで使用 | |
仕入先商品名 | 仕入先向けに表示する商品名を設定することができます。 |
仕入先商品コード | 仕入先向けに表示する商品コードを設定することができます。 |
採算情報 | |
粗利金額 | 販売単価- 仕入単価。 商品・サービスで変換係数が設定されている場合は、各々、変換係数(販売単位)、変換係数(仕入単位)で除します。 |
利益率 | 粗利金額 / 販売単価。 商品・サービスで変換係数(販売単位)が設定されている場合は、これで除します。 |
その他情報 | |
メモ(社内用) |
項目名 | 説明 |
基本情報 | |
価格表(PSA) | |
取引先 | |
開始日 | |
終了日 | |
有効 | 開始日がブランクまたは本日以前の日付、かつ、終了日がブランクまたは本日以降の日付の場合はチェックがつきます。 |
終了済 | 終了日が到来(終了日 < 本日)するとチェックが付きます。 |