【原価計算票財務記録】の使い方

Index

  1. はじめに
  2. 原価計算票財務記録レコード一覧の確認方法
  3. 原価計算票財務記録レコードの新規作成方法
  4. 使用方法
  5. 項目一覧

 

はじめに

【原価計算票財務記録】オブジェクトの使い方に関する操作マニュアルです。

【原価計算票財務記録】は、【原価計算票】に集計された「直接材料費」、「直接労務費」、「直接経費」、「制作間接費」から仕訳を作成し、【ツバイソERP】のマニュアル仕訳管理に自動連携する際に使用します。【原価計算票】には随時、「直接材料費」、「直接労務費」、「直接経費」、「制作間接費」が集計され、変更されるため、ツバイソERPに仕訳の自動連携を行う時点の仕訳の元データを【原価計算票財務記録】レコードとして作成し、これをツバイソERPとリンクします。

【原価計算票財務記録】は自動で作成されるため、原価計算担当者は、ツバイソERPとの整合性を適宜チェックします。

【原価計算票財務記録】には仕訳に必要な情報が記録されていますので、【ツバイソERP】を利用しない場合であってもCSVをエクスポート/ダウンロードしてお使いの会計ソフトにインポートすることができます。

 

原価計算票財務記録レコード一覧の確認方法

ナビゲーションバーから「原価計算票財務記録」を選択すると、参照権限がある原価計算票財務記録レコードの一覧(リストビュー「最近参照したデータ」)が表示されます。ツバイソPSA標準で推奨のリストビューを用意していますが、ユーザ毎に業務に合わせてカスタマイズすることができます。

※リストビューの活用方法

 

原価計算票財務記録レコードの新規作成方法

【原価計算票財務記録】は【原価計算票】のリストビューで、対象の原価計算票を選択し、「原価計算票財務記録の作成」ボタンをクリックすることにより自動作成されます。

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使用方法

【原価計算票財務記録】のリストビューで、対象の原価計算票を選択し、「システム連携」ボタンをクリックすることにより、原価計算票レコードで集計された「直接材料費」、「直接労務費」、「直接経費」、「制作間接費」から仕訳を作成し、【ツバイソERP】のマニュアル仕訳管理に自動連携します。

自動作成された【原価計算票財務記録】と【原価計算票】、【ツバイソERP】の連携を適宜チェックしてください。

 

項目一覧

原価計算票財務記録 (2023/04/03 更新)

項目名 説明
基本情報
案件  
制作指図  
原価計算票  
会計計上日 レコード作成時に原価計算票の会計計上日がシステムにより自動設定されます。この日付がシステム連携の仕訳の計上日として使われます。通常は月末が設定されます。
制作原価計 直接材料費 + 直接労務費 + 直接経費 + 制作間接費
制作原価計(前回) 直接材料費(前回) + 直接労務費(前回) + 直接経費(前回) + 制作間接費(前回)
制作原価発生額 原価合計額 - 原価合計額(前回)
通し番号  
未完成時の資産性  
承認情報
承認ステータス  
承認日  
一括申請 チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 申請中。「ツバイソロック(承認)」 = True。
一括承認 チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 承認済。「承認日」= 実施日。「ツバイソロック(承認)」 = True。
作成中に戻す チェックをつけることで、以下の設定が行われます。「承認ステータス」= 作成中。「承認日」= 空欄。「ツバイソロック(承認)」 = False。 「一括申請」または「一括承認」がチェックされているときに使用できます。
システム連携情報(前回分・赤伝票)
直接材料費(前回)  
直接労務費(前回)  
直接経費(前回)  
制作間接費(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接材料費仕訳借方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接労務費仕訳借方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接経費仕訳借方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(制作間接費仕訳借方)(前回)  
ツバイソERP 部門コード(前回)  
ツバイソERP セグメントコード(前回) システム連携に用いるセグメントコードが設定されます。原価計算票のセグメント種別1〜3のコードがカンマ区切りで入ります。
ツバイソERP 勘定科目コード(直接材料費仕訳貸方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接労務費仕訳貸方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接経費仕訳貸方)(前回)  
ツバイソERP 勘定科目コード(制作間接費仕訳貸方)(前回)  
システム連携情報(黒伝票)
直接材料費  
直接労務費  
直接経費  
制作間接費  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接材料費仕訳借方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接労務費仕訳借方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接経費仕訳借方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(制作間接費仕訳借方)  
ツバイソERP 部門コード  
ツバイソERP セグメントコード システム連携に用いるセグメントコードが設定されます。原価計算票のセグメント種別1〜3のコードがカンマ区切りで入ります。
ツバイソERP 勘定科目コード(直接材料費仕訳貸方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接労務費仕訳貸方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(直接経費仕訳貸方)  
ツバイソERP 勘定科目コード(制作間接費仕訳貸方)  
ツバイソERP連携情報
ツバイソURL(赤伝票)  
ツバイソ連携結果(赤伝票)  
ツバイソ連携日時(赤伝票)  
ツバイソ連携ステータス(赤伝票)  
ツバイソ連携リクエスト(赤伝票)  
ツバイソ連携レスポンス(赤伝票)  
ツバイソURL(黒伝票)  
ツバイソ連携結果(黒伝票)  
ツバイソ連携日時(黒伝票)  
ツバイソ連携ステータス(黒伝票)  
ツバイソ連携リクエスト(黒伝票)  
ツバイソ連携レスポンス(黒伝票)  
ツバイソロック情報
ツバイソロック(承認) 以下を除き全ての項目がロックされます。[PDF2のEC公開、PDF2の作成、フェーズ、メモ(社内用)、入金予定作成可、入金予定作成済、入金予定日、入金日、入金日と回収金額を自動設定、取引先責任者、取引方法、回収金額、承認ステータス、承認モード、承認後のアクション、承認日、承認者のリセット、承認者の更新、未回収残高、次の承認者3件、無効、管理部門担当者、締処理、自動請求書メール、請求EC ID、請求書PDFのEC公開(システム)、請求書PDFの作成(システム)、請求書PDF可、請求書リンクURL、請求書リンクの作成・更新、請求書リンクの削除、請求書リンクファイル名、請求書リンク終了希望日時、請求書リンク終了日時、請求書リンク開始日時、請求書送付予定日、請求書送付日]
ツバイソロック(承認)ユーザ  
ツバイソロック(承認)最終ロック日時  
ツバイソロック(承認)の更新  
ツバイソアンロック(承認)の更新  
月次締処理  
締処理 本レコードを締処理とする場合にチェックしてください。
ツバイソロック(締め) 「締処理」にチェックをつけることにより、以下を除き全ての項目がロックされます。[ システム情報(システム連携済) ]
ツバイソロック(締め)ユーザ  
ツバイソロック(締め)最終ロック日時  
ツバイソロック(締め)の更新  
ツバイソアンロック(締め)の更新  
ツバイソロック(無効) 「無効」にチェックをつけることにより、以下を除き全ての項目がロックされます。[]
ツバイソロック(無効)ユーザ  
ツバイソロック(無効)最終ロック日時  
ツバイソロック(無効)の更新  
ツバイソアンロック(無効)の更新