機能の概要
この機能は、複数の請求レコードをまとめて、一つの請求レコード(まとめ先請求レコード)にする機能です。
まとめる元となる請求レコード(まとめ元請求レコード)は、まとめ後にまとめ済状態になります。
請求オブジェクトのリストビューの「レコードまとめ」ボタンを押すことで利用できます。
作成条件
まとめ元請求レコードは次の条件を満たす必要があります。
1.同一取引先(得意先、請求先)、同一案件が設定されている
2.入金予定が作られていない
3.まとめ済でない
まとめ元請求レコードの見出の項目が異なっている場合、まとめ先請求レコードではブランクで登録されます。
ブランクで登録できない項目の場合、まとめはできません。
まとめ元請求レコードは、まとめ後にまとめ済となります。
まとめ元請求レコードのレコードまとめ先に、まとめ先請求レコードが設定されます。
作成後の修復方法
まとめ先請求レコードを無効にする方法
- まとめ元請求レコードの「レコードまとめ先」を空欄にし、「まとめ済」のチェックを解除してください。
- まとめ元請求明細レコードの「まとめ済」のチェックを解除してください。
- まとめ先請求レコードを無効にしてください。入金予定を作成済の場合は、入金予定も無効にしてください。
無効後、再度レコードをまとめる場合は、リストビューからまとめ元請求レコードを選択して「レコードまとめ」ボタンからまとめ先請求レコードを作成できます。
マッピングテーブル
作成される条件は以下のとおりです。
まとめ元請求レコード | API参照名 | マッピング ルール |
まとめ先請求レコード | API参照名 | 備考 |
得意先 | tb_Account__c | → | 得意先 | tb_Account__c | まとめ元請求レコードの値が全て同じでない場合はまとめられません。 |
請求先(債権管理対象) | tb_BillingTarget__c | → | 請求先(債権管理対象) | tb_BillingTarget__c | まとめ元請求レコードの値が全て同じでない場合はまとめられません。 |
案件 | tb_Project__c | → | 案件 | tb_Project__c | まとめ元請求レコードの値が全て同じでない場合はまとめられません。 |
納品日 | tb_DeliveryDate__c | → | 納品日 | tb_DeliveryDate__c | *1 |
請求書発行日 | tb_InvoiceDate__c | → | 請求書 発行日 |
tb_InvoiceDate__c | *1 |
請求書送付日 | tb_InvoiceSendingDate__c | → | 請求書 送付日 |
tb_InvoiceSendingDate__c | *1 |
入金 予定日 |
tb_PayingScheduleDate__c | → | 入金 予定日 |
tb_PayingScheduleDate__c | *1 |
支払 期限 |
tb_PaymentDate__c | → | 支払期限 | tb_PaymentDate__c | *1 |
入金日 | tb_PaymentDay__c | → | 入金日 | tb_PaymentDay__c | *1 |
部門 | tb_DepartmentMaster__c | → | 部門 | tb_DepartmentMaster__c | *1 |
納品 | tb_OutboundDelivery__c | → | 納品 | tb_OutboundDelivery__c | *1 |
期間 収益 |
tb_TermSales2__c | → | 期間収益 | tb_TermSales2__c | *1 |
T&M | tb_UsageSales__c | → | T&M | tb_UsageSales__c | *1 |
担当者 | tb_PersonInCharge__c | → | 担当者 | tb_PersonInCharge__c | *1 |
受注 | tb_SalesOrder__c | → | 受注 | tb_SalesOrder__c | *1 |
セグメント種別1 | tb_SegmentGroup1__c | → | セグメント種別1 | tb_SegmentGroup1__c | *1 |
セグメント種別2 | tb_SegmentGroup2__c | → | セグメント種別2 | tb_SegmentGroup2__c | *1 |
セグメント種別3 | tb_SegmentGroup3__c | → | セグメント種別3 | tb_SegmentGroup3__c | *1 |
フェーズ | tb_Phase__c | → | フェーズ | tb_Phase__c | *1 |
請求 締日 |
tb_ReceiveClosingSchedule2__c | → | 請求締日 | tb_ReceiveClosingSchedule2__c | *1 |
入金 期日(日) |
tb_ReceiveDueDateDay2__c | → | 入金期日(日) | tb_ReceiveDueDateDay2__c | *1 |
入金 期日(月) |
tb_ReceiveDueDateMonth2__c | → | 入金期日(月) | tb_ReceiveDueDateMonth2__c | *1 |
休日 処理 |
tb_SettlementTiming__c | → | 休日処理 | tb_SettlementTiming__c | *1 |
帳票<条件>フィールド1〜4 | tb_SheetCondition[1〜4]__c | → | 帳票<条件>フィールド1〜4 | tb_SheetCondition[1〜4]__c | *1 |
帳票(ヘッダー)フィールド1〜4 | tb_SheetHeader[1〜4]__c | → | 帳票(ヘッダー)フィールド1〜4 | tb_SheetHeader[1〜4]__c | *1 |
帳票(自由)フィールド1〜2 | tb_SheetMisc[1〜2]__c | → | 帳票(自由)フィールド1〜2 | tb_SheetMisc[1〜2]__c | *1 |
帳票(自由)[受取]フィールド1〜2 | tb_SheetMiscIn[1〜2]__c | → | 帳票(自由)[受取]フィールド1〜2 | tb_SheetMiscIn[1〜2]__c | *1 |
帳票(受取人)フィールド(郵便番号、住所、住所2、宛名、敬称) | tb_SheetRecipient[1-5]__c | → | 帳票(受取人)フィールド(郵便番号、住所、住所2、宛名、敬称) | tb_SheetRecipient[1-5]__c | *1 |
帳票(差出人)フィールド(差出人名、郵便番号、住所、住所2、電話番号、差出担当者名等) | tb_SheetSender[1-6]__c | → | 帳票(差出人)フィールド(差出人名、郵便番号、住所、住所2、電話番号、差出担当者名等) | tb_SheetSender[1-6]__c | *1 |
帳票(振込情報)フィールド(振込先銀行、口座種別・支店コード、口座番号、口座名義) | tb_SheetTransferInfo[1-4]__c | → | 帳票(振込情報)フィールド(振込先銀行、口座種別・支店コード、口座番号、口座名義) | tb_SheetTransferInfo[1-4]__c | *1 |
件名 | tb_Subject__c | → | 件名 | tb_Subject__c | *1 |
得意先発注番号 | tb_CustomerOrderNumber__c | → | 得意先発注番号 | tb_CustomerOrderNumber__c | まとめ先請求レコードの値はブランクになります。 ※各々のまとめ元請求レコードの値は社内メモに追記されます。 |
備考 | tb_Remarks__c | → | 備考 | tb_Remarks__c | まとめ元請求レコードの値が結合されて、まとめ先請求レコードに設定されます。 |
メモ(社内用) | tb_RemarkInCompany__c | → | メモ(社内用) | tb_RemarkInCompany__c | まとめ元請求レコードの値が結合されて、まとめ先請求レコードに設定されます。 さらに、他の項目のまとめの経緯が追記されます。 |
まとめ元請求レコード | API参照名 | マッピング ルール |
まとめ先請求レコード | API参照名 | 備考 |
請求レコード |
※作成した請求レコード
|
||||
行番号 | tb_Lineno__c | → | 行番号 | tb_Lineno__c | まとめ後の順序は保証されません。まとめ後に必要に応じて変更してください。 |
備考 | tb_Note__c | → | 備考 | tb_Note__c | |
納品明細 | tb_OutboundDeliveryDetail__c | → | 納品明細 | tb_OutboundDeliveryDetail__c | |
入金予定 | tb_PayingInSchedule__c | → | 入金予定 | tb_PayingInSchedule__c | 一つでも設定されている場合は、まとめられません。 |
請求明細表示名 | tb_ProductName__c | → | 請求明細表示名 |
tb_ProductName__c
|
|
商品・サービス | tb_Product__c | → | 商品・ サービス |
tb_Product__c | |
数量 | tb_Quantity__c | → | 数量 |
tb_Quantity__c
|
|
丸め方法(単価 * 数量) | tb_Round__c | → | 丸め方法(単価 * 数量) | tb_Round__c | |
受注明細 | tb_SalesOrderDetail__c | → | 受注明細 | tb_SalesOrderDetail__c | |
税率(%) | tb_TaxRate__c | → | 税率(%) | tb_TaxRate__c | |
消費税の 端数調整 |
tb_TaxRounding__c | → | 消費税の 端数調整 |
tb_TaxRounding__c
|
|
期間割 計算の 端数差額 |
tb_TermFraction__c | → | 期間割 計算の 端数差額 |
tb_TermFraction__c
|
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期間収益 明細 |
tb_TermSalesDetail2__c | → | 期間収益 明細 |
tb_TermSalesDetail2__c | |
期間単位 | tb_TermUnit__c | → | 期間単位 |
tb_TermUnit__c
|
|
期間 | tb_Term__c | → | 期間 | tb_Term__c | |
単価 | tb_UnitPrice__c | → | 単価 |
tb_UnitPrice__c
|
|
単位 | tb_Unit__c | → | 単位 | tb_Unit__c | |
T&M明細 | tb_UsageSalesDetail__c | → | T&M明細 | tb_UsageSalesDetail__c |
*1 まとめ元請求レコードの値が全て同じでない場合はブランクになります。
※各々のまとめ元請求レコードの値は社内メモに追記されます。