はじめに
各オブジェクトにおいて、カスタム項目を追加することでツバイソPSA標準パッケージに含まれていない項目を追加することができます。
本記事では、取引先レコードに「カテゴリー」という項目を追加する場合の設定方法について説明します。
カスタム項目の作成
- 画面右上の歯車のアイコンから [設定] をクリックする
- 画面上のタブから [オブジェクトマネージャ] をクリックする
- 表示ラベルの一覧から [取引先] をクリックする
- 左メニューの一覧から [項目とリレーション] をクリックする
- 画面右上の[新規]をクリックし、カスタム項目を追加する
- ステップ 1. データ型の選択画面にてカスタム項目に設定したいデータ型を選択し、[次へ]をクリックする
- ステップ 2. 詳細を入力画面にて[表示ラベル]、[項目名]等の必要情報を入力し、[次へ]をクリックする
- 項目名は「tb_」、「 tbc_」以外の貴社管理用の接頭語をつけた項目を入力する。これにより貴社が作成したことが明確になり、管理しやすくなります。
- ステップ 3. 項目レベルセキュリティの設定画面にて任意のアクセス権にチェックし、[次へ]をクリックする
- 設定 > ユーザ管理設定より「項目作成時の権限セットの項目レベルセキュリティ」をONにすることを推奨します。このオプションが有効になっている場合、プロファイルではなく権限セットで新しい項目に対するアクセスを設定可能です。
- 権限セットが存在しない場合は、貴社専用の権限セットの作成を推奨します。
- 設定 > 権限セットから作成することができます。
- ステップ 4. ページレイアウトへの追加画面にて全てのページレイアウトからチェックを解除し、[保存]をクリックする
ページレイアウトの作成
- 左メニューの一覧から [ページレイアウト] をクリックする
- 使用しているページレイアウトを選択し、[別名で保存]をクリックする
- [ページレイアウト名]を入力し、[保存]をクリックする
- ページレイアウト名は接頭語に「tb_」、「 tbc_」以外、末尾に「_Custom」を付与してください。
- 画面左上のパレットから [項目] を選択し、作成したカスタム項目を[取引先の詳細]にドラッグ&ドロップする
- 画面左上の [保存] をクリックする
- ページレイアウトの一覧画面右上の[ページレイアウトの割り当て]をクリックする
- [割り当ての編集]をクリックし、該当のプロファイルを選択後[使用するページレイアウト]から3で作成したページレイアウトを選択し、 [保存] をクリックする
Lightningレコードページの作成
- 左メニューの一覧から [Lightningレコードページ] をクリックする
- 使用しているLightningレコードページを選択し、[コピー]をクリックする
- 画面右側[ページ]の[表示ラベル]及び[API参照名]を入力する
- API参照名は、は接頭語に「tb_」、「 tbc_」以外、末尾に「_Custom」を付与してください。
- 画面右上の [保存] をクリックし有効化する
- 必要に応じてカスタムレコードページを設定して有効化する
バージョンアップ時の対応
バージョンアップ時には、バージョンアップ後の最新の標準ページレイアウトとLightningレコードページに対して上記と同じ作業が必要となります。これをもれなく行えるようにカスタマイズ内容を一覧管理することを推奨します。