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はじめに
【セグメントマスタ】オブジェクトの使い方に関する操作マニュアルです。
【セグメントマスタ】は、売上プロセス、制作プロセス、調達プロセスの各レコードに設定することができ、業績管理等で部門(会計)とは別軸に、区分して集計するために使用します。
経営上の意思決定を行い、業績を評価するために、経営者が企業を事業の構成単位に分別した方法を基礎とするマネジメント・アプローチで区分することが多く、例えば、以下のような観点で区分管理します。
- 製品及びサービス
- 地域
- 顧客属性
ツバイソPSAでは、【案件】、【受注】、【発注】等の各オブジェクトで選択できる3種類(グループ1〜3)と、【受注明細】【発注明細】等の各明細オブジェクトで選択できる3種類(商品サービス1〜3)の、計6種類のセグメントを設定することができます。
前者の3種類は、ツバイソERPのセグメントと連携することで、ツバイソERP側で、勘定科目別にBS、PLを作成することができます。
後者の3種類は商品・サービスセグメントと言い、商品・サービスでデフォルトを設定し、各明細オブジェクトに商品・サービスが設定されたときに転記されます。
セグメントマスタレコード一覧の確認方法
ナビゲーションバーから「セグメントマスタ」を選択すると、参照権限があるセグメントマスタレコードの一覧(リストビュー「最近参照したデータ」)が表示されます。ツバイソPSA標準で推奨のリストビューを用意していますが、ユーザ毎に業務に合わせてカスタマイズすることができます。
※リストビューの活用方法
セグメントマスタレコードの新規作成方法
セグメントマスタオブジェクトのリストビューから「新規」ボタンで作成します。
使用方法
登録する項目は、項目一覧を参照してください。
項目一覧
項目名 | 説明 |
基本情報 | |
セグメントコード | セグメントコードは、「開始日」「終了日」の間でユニークである必要があります。 (例:セグメントコード:ABC, 開始日:20X1/1/1, 終了日:20X1/12/3が存在する場合、セグメントコード:ABC, 開始日:20X2/1/1を登録することが可能です。セグメントコード:ABC, 開始日:20X1/6/1は登録することはできません。) (例:セグメントコード:ABC, 開始日:20X1/1/1, 終了日:空白が存在する場合、セグメントコード:ABC, 開始日:20X2/1/1を登録することはできません。) 「セグメント種別」のグループ1、グループ2、グループ3は、ツバイソERPに同じ識別コードのセグメントマスタを設定することでツバイソERPとAPI連携します。 半角英数字及びハイフン、アンダーバー50文字以内です。 |
セグメント種別 | ツバイソPSAでは、【案件】、【受注】、【発注】等の各オブジェクトで選択できる3種類(グループ1〜3)と、【受注明細】【発注明細】等の各明細オブジェクトで選択できる3種類(商品サービス1〜3)の、計6種類のセグメントを設定することができます。 前者の3種類は、ツバイソERPのセグメントと連携することで、ツバイソERP側で、勘定科目別にBS、PLを作成することができます。 後者の3種類は商品・サービスセグメントと言い、商品・サービスでデフォルトを設定し、各明細オブジェクトに商品・サービスが設定されたときに転記されます。 |
上位セグメント | |
階層 | 管理会計集計用の当該セグメントの階層を設定してください。階層1が最下層で、階層5まで設定することができます。当該セグメントの階層を含む全体の階層構造は、「階層情報」の階層1〜5を確認してください。 |
説明 | |
開始日 | |
終了日 | 終了日が到来(終了日 <= 本日)すると「終了済」にチェックが付きます。あらかじめ将来の終了日を設定しておくことが可能です。 |
有効 | 開始日がブランクまたは本日以前の日付、かつ、終了日がブランクまたは本日以降の日付の場合はチェックがつきます。 |
終了済 | 終了日が到来(終了日 < 本日)するとチェックが付きます。 |
選択肢に表示しない | チェックをつけることで選択肢に表示されなくなります。 |
その他情報 | |
tb_ExId | インポート・エクスポート用の外部IDとして用います。使わなくても構いません。 Salesforce org 間のインポート・エクスポートの場合は元のデータの Id を tb_ExId__c にコピーして使います。 |
階層情報 | |
階層1 | |
階層2 | |
階層3 | |
階層4 | |
階層5 | |
階層設定を実行 | チェックすることで「上位セグメント」と「階層」の設定をもとに、「階層1」「階層2」「階層3」「階層4」「階層5」を自動設定します。 親階層の子階層の上限は10,000レコードです。 例:階層2に項目Tier2-1、Tier2-2が存在する場合、Tier2-1の子階層(階層1)は10,000レコード以内、Tier2-2の子階層(階層1)も同様に10,000レコード以内となる必要があります。 |
システム情報 | |
無効 | 本マスタを無効とする場合にチェックしてください。無効とすることで、以後、本マスタを選択できなくなります。すでに本マスタを選択しているレコードを自動的に変更することはありません。 |
※過去バージョンの内容は、以下のファイルをご確認下さい。