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はじめに
【部門マスタ】オブジェクトの使い方に関する操作マニュアルです。
【部門マスタ】は商談、案件、見積、受注、納品、期間収益、T&M収益、請求、売上、制作指図、調達、調達依頼、見積依頼、発注、検収、期間費用、T&M費用、支払、仕入経費などで設定することで、部門別にデータ集計・分析を行うことができます。
【部門マスタ】は、部門ごとの集計だけでなく、承認プロセスの承認権者の自動設定、公開グループの自動作成によるレコード共有設定、部門Chatterグループの自動作成、部門キューの自動作成、部門責任者の公開グループの自動作成など、基幹システムの基礎とチーム内でのコラボレーション機能しての重要な役割を担います。
部門マスタレコード一覧の確認方法
ナビゲーションバーから「部門マスタ」を選択すると、参照権限がある部門マスタレコードの一覧(リストビュー「最近参照したデータ」)が表示されます。ツバイソPSA標準で推奨のリストビューを用意していますが、ユーザ毎に業務に合わせてカスタマイズすることができます。
※リストビューの活用方法
部門マスタレコードの新規作成方法
部門マスタオブジェクトのリストビューから「新規」ボタンで作成します。
使用方法
登録する項目は、項目一覧を参照してください。
項目一覧
項目名 | 説明 |
基本情報 | |
部門コード | 半角英数字及びハイフン、アンダーバー、ピリオド16文字以内。ツバイソERPとAPI連携する場合にも使用します。 |
上位部門 | 「組織上の部門として使用する」にチェックがついている部門が選択できます。 |
部門公開グループ名 | 部門マスタ作成時に公開グループを自動作成します。公開グループの[グループ名]に使用する一意の名称を設定してください。名前には英数字とアンダースコアのみを使用し、先頭は英字にする必要があります。名前の最後にアンダースコアは使用できません。また、アンダースコアを連続して使用することもできません。公開グループの[表示ラベル]には、部門名が転記されます。部門名と公開グループ名を変更すると公開グループの[表示ラベル]と[グループ名]も自動更新されます。公開グループ名を変更すると公開グループを新規作成することに注意。 |
部門キュー名 | 部門のキュー名。部門公開グループ名に"_QUEUE"を加えて自動生成します。 |
部門責任者公開グループ名 | 部門責任者の公開グループ名。部門公開グループ名に"_MNGR"を加えて自動生成します。 |
階層 | 管理会計集計用の当該部門の階層を設定してください。階層1が最下層で、階層5まで設定することができます。当該部門の階層を含む全体の階層構造は、「階層情報」の階層1〜5を確認してください。 |
開始日 | |
終了日 | 終了日が到来(終了日 <= 本日)すると「終了済」にチェックが付きます。あらかじめ将来の終了日を設定しておくことが可能です。 |
有効 | 開始日がブランクまたは本日以前の日付、かつ、終了日がブランクまたは本日以降の日付の場合はチェックがつきます。 |
終了済 | 終了日が到来(終了日 < 本日)するとチェックが付きます。 |
組織上の部門として使用する | 各オブジェクトにおける組織上の「部門」で選択できるようにする場合にチェックをしてください。 |
会計上の部門として使用する | 各オブジェクトにおける会計上の「部門(会計)」で選択できるようにする場合にチェックをしてください。 |
商品・原因選択フィルター | 「商品・サービス」「経費精算原因マスタ」選択時のフィルターを設定することができます。部門毎に使用できる商品・サービスを部門、商品・サービスそれぞれの「商品・原因選択フィルター」を設定して制御します。 カスタム設定で「商品・原因選択フィルターを使用」をチェックした場合にこの機能を利用することができます。 |
階層情報 | |
階層1 | |
階層2 | |
階層3 | |
階層4 | |
階層5 | |
階層設定を実行 | チェックすることで「上位セグメント」と「階層」の設定をもとに、「階層1」「階層2」「階層3」「階層4」「階層5」を自動設定します。 親階層の子階層の上限は10,000レコードです。 例:階層2に項目Tier2-1、Tier2-2が存在する場合、Tier2-1の子階層(階層1)は10,000レコード以内、Tier2-2の子階層(階層1)も同様に10,000レコード以内となる必要があります。 |
その他情報 | |
tb_ExId | インポート・エクスポート用の外部IDとして用います。使わなくても構いません。 Salesforce org 間のインポート・エクスポートの場合は元のデータの Id を tb_ExId__c にコピーして使います。 |
システム情報 | |
無効 | 本マスタを無効とする場合にチェックしてください。無効とすることで、以後、本マスタを選択できなくなります。すでに本マスタを選択しているレコードを自動的に変更することはありません。 |
公開グループの作成・更新 | チェックをつけることで対応する公開グループが自動作成されます。 |
公開グループの作成・更新結果 | |
Chatterグループの作成・更新 | チェックをつけることで対応するChatterグループが自動作成されます。 |
Chatterグループの作成・更新結果 | |
部門キューの作成・更新 | チェックをつけることで対応する部門キューが自動作成されます。 |
部門キューの作成・更新結果 | |
部門公開グループID | 部門マスタから自動作成された公開グループのID。部門マスタと公開グループの同期に使用します。 |
部門キューID | 部門マスタから自動作成されたキューのID。部門マスタとキューの同期に使用します。 |
部門責任者公開グループID | 部門マスタから自動作成された部門責任者用公開グループのID。部門マスタと公開グループの同期に使用します。 |
ChatterグループID | 部門マスタから自動作成されたChatterグループのID。部門マスタとChatterグループの同期に使用します。ブランクの状態でレコードを更新すると、ChatterグループとIDが同期します。 |
※過去バージョンの内容は、以下のファイルをご確認下さい。