見積を集計しない場合の管理会計レポートの修正方法について
ツバイソPSAのホーム画面のダッシュボードに表示されている以下の管理会計レポートでは見積レコードの金額が反映されています。
- 部門(会計)別得意先別月次予算実績DBoard
- 得意先別案件別月次予算実績DBoard
- 部門(会計)別案件別月次予算実績DBoard
- 部門階層別月次予算実績DBoard
- 初回契約月別得意先別月次予算実績DBoard
- セグメント1階層別月次予算実績DBoard
- 案件階層別月次予算実績DBoard
- セグメント1別案件別月次予算実績DBoard
見積レコードに見込金額や見込数量などを設定することで、管理会計にておけるフォーキャストに反映することができ、集計レポートから会社の将来業績やリスクを把握したり、受注後の業務進捗に応じて変化する納期や案件メンバーが登録する原価と比較しながら損益管理、計画値の見直しなどのPDCAサイクルを行い、成績評価を行うことができます。
参考記事:フォーキャスト(見積) – ツバイソ ヘルプデスク
しかし、ビジネスによっては、確度の低い見積を多く作成することがあったり、毎回複数パターンの見積書を提示することがあったりと、正確なフォーキャストの算出を妨げる場合もあります。
上記のような場合、案件確度の高い見積レコードのみ管理会計の集計対象としたり、見積レコードを管理会計の集計対象から外したりと、ある程度確定した値のみ集計するようにレポートの条件を修正し、フォーキャストを算出することを推奨します。
レポートの修正手順は以下の通りです。
すべてのフォルダー>ツバイソPSA>管理会計2 より、修正したい管理会計のレポートをクリックし開きます。
「編集」ボタンを押下します。
※「別名で保存」ボタンより事前にバックアップをとることを推奨します。
案件確度の高い見積レコードのみ集計する場合
以下の条件を新規に追加し、式を修正します。今回は、案件確度Aの場合のみ集計する方法です。
- 追加する条件
- 17:管理会計種別
- 演算子:次の文字列一致しない
- 値:見積・見積原価
- 18:案件: 確度
- 演算子:次の項目と一致する
- 値:A
- 19:管理会計種別
- 演算子:次の文字列と一致する
- 値:見積・見積原価
- 式の修正
- 修正前:(〜略) AND 14
- 修正後:(〜略) AND (( 14 AND 17 ) OR ( 18 AND 19 ))
見積レコードを管理会計の集計から外す場合
以下の項目の条件を修正・削除します。
- 修正する条件
- 13:管理会計種別
- 演算子:次の文字列と一致する
- 修正前の値:すべて
- 修正後の値:見積・見積原価を除く
- 削除する条件
- 8:見積: 受注作成済
- 演算子:次の文字列と一致する
- 値:False
- 15:管理会計種別
- 演算子:次の文字列と一致する
- 値:見積
- 16:管理会計種別
- 演算子:次の文字列と一致しない
- 値:見積
バージョンアップ時には標準レポートの条件に上書きされてしまうため、バックアップを取っておくことを推奨します。
サインインしてコメントを残してください。
コメント
0件のコメント