データインポート時によく発生するエラーと対処方法
INVALID_OR_NULL_FOR_RESTRICTED_PICKLIST:【項目名】: 制限つき選択リスト項目の値が不適切: 【インポートデータの値】:【項目API参照名】
インポートで選択リスト項目の値を設定する際、選択肢に存在しない値がインポートデータに入力された場合に当該のエラーが発生します。
選択リストの選択肢は、表示ラベルとAPI参照名が分かれており、インポートデータにはAPI参照名を入力する必要があります。
例)案件の「案件種別」の選択リストをインポートする場合
案件レコードの入力画面では、「案件種別」の選択リストの選択肢として「通常」「調達専用」「予算管理用」の表示ラベルが表示されています。
これらの選択肢のAPI参照名を確認し、インポートデータへ入力します。
①画面右上の歯車ボタンから設定メニューをクリックし、オブジェクトマネージャから案件オブジェクトを選択します。
②項目とリレーションのメニューをクリックし、「案件種別」項目を選択します。
③「値」のセクションでAPI参照名を確認します。
この画面での選択肢の並び順とレコードの入力画面の選択肢の並び順は対応しています。
「案件種別」の値に「通常」を設定する場合は「Normal」、「調達専用」の場合は「ForProcurement」、「予算管理用」の場合は「ForBudgetManagement」をインポートデータに入力します。
※通常、レコードの入力画面での選択肢の表示ラベルと「値」のセクションの「値」は一致しますが、案件種別など一部の選択リストでは一致しない場合があります。
その場合、下図のように翻訳のメニューから値と表示ラベルの対応関係が確認可能です。
DUPLICATE_VALUE:重複値が見つかりました: 【項目のAPI参照名】の値が重複しているレコードの ID: 【SalesforceID】
同オブジェクト内で一意となる値を設定する必要がある項目へ、重複する値がインポートデータに入力された場合に当該のエラーが発生します。
例)部門マスタの「部門コード」
既に「SALES1_SEC」の部門コードが設定されたレコードが存在する状態で、新たに部門コードに「SALES1_SEC」を設定したインポートデータをインポートすると当該のエラーが発生。
当エラーが発生する項目については、同オブジェクト内で一意となる値をインポートデータに入力する必要があります。
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