分割納品、分割検収の方法
はじめに
受注(発注)した財又はサービスを一括ではなく、分割して納品(検収)する場合があります。ツバイソPSAでは、一括納品を後から分割納品とすることも、分割納品の分割数も制限なく行うことができます。
また、当初の納品と分割納品の関連性を維持して納品の漏れがないかを管理することができます。
分割検収についても同様に行うことができます。以下では、分割納品を例に説明しますが、考え方は同じですから、分割検収を行う場合は読み替えてください。
分割納品(分割検収)の方法
ツバイソPSAでは、あらかじめ計画に従って納品(検収)を作成します。(これにより、ToDo管理、将来の売上、原価予測を行います。)
今回の例では以下の納品予定を分割納品します。POSレジ3台を受注して一括納品の予定でしたが、実際には1台納品が遅れ、2台のみ納品されたので、得意先にも先に2台納品するという例を見てみましょう。
分割納品を行う場合は、納品レコードにある「分割納品」タブを開いて、分割した納品レコードを作成してください。
新しく分割した納品レコードが開きます。数量は空欄です。
POSレジを2台登録しましょう。
すると、Chatterに分割元の納品レコードに納品明細を作成した旨、通知されます。
あとは、通常の納品業務を行います。
分割納品の管理
分割納品(分割により新規作成した納品レコード[OD-202104-0027])の「詳細」タブより、「リファレンス情報」を確認してください。
「納品(分割元)」に分割元へのリンクがあります。
リンクをクリックして、分割元の納品レコードへ移動してみましょう。
「分割納品」タブを開いてみましょう。
作成した分割納品レコードの一覧を確認することができます。複数の分割を行うと、ここに複数の分割納品レコードが作成されます。
次に「明細」タブを開いてみましょう。
分割納品の明細が1明細、マイナス2台で登録され、その旨Chatter通知がされています。
これにより、分割元の納品レコードで納品残を正確に管理することができます。
なお、この分割元の納品レコードからさらに分割した場合は、マイナスの明細(例:マイナス2台)は新しく作成される分割納品レコードの明細には転記されません。
分割納品の数量修正
出荷直前に、1台に検収時に発見できなかった不具合が見つかり、分割納品数を1台に変更しなければならないトラブルが発生したとします。
その場合は、分割納品のPOSレジの数量を1に修正すればOKです。
分割元の納品レコードも自動的に修正されます。
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