はじめに
ツバイソPSA導入時における仕掛り中のトランザクションデータの移行では、マスタデータのセットアップ後に受注データのみインポートし、それ以降のプロセス(納品(期間収益、T&M収益)、請求、売上、発注、検収(期間費用、T&M費用)、支払、仕入経費)はツバイソPSAの自動作成機能により作成する方法を採ることができます。
基幹システム間のデータ移行は困難なことが多いのですが、その理由は新しいシステムにおけるマスタと各トランザクションとのデータの関係性(下図参照)を正しく整合性を保ってインポートすることが難しいこと、そもそも旧システムが新システムに必要なデータを持っていないことにあります。
下図は、マスタとトランザクションとの関係性の一部であり、実際にはこれの10倍以上の関係を持っています。
そこで、最小限の受注データ(必要に応じて発注データ)をインポートし、それ以降のプロセスのトランザクションデータはツバイソPSA内で自動作成することで、データ間の整合性が取れたトランザクションデータを作成し、データ移行の負担を減らすことが可能です。
受注インポート
受注インポートについては、こちらを参考にしてください。
受注以降のトランザクションデータの自動作成
受注以降のトランザクションデータの自動作成についてはこちらを参考にしてください。