バージョン2.1をリリースしました。
リリース内容は以下の通りです。
新機能
- 【納品】オブジェクトの明細エディタで、在庫情報項目が入力できるようになりました。これにより、明細入力時に在庫数やロケーション情報を確認しながら、「ロット」、「倉庫」、「棚」項目を設定することができます。
機能改善
- 【ロット】オブジェクトにおいて、デフォルトロットの識別方法を変更しました。識別に使用していた「外部ロット番号」項目を任意入力に変更し、新たに追加した「デフォルト」（チェックボックス）項目でデフォルトロットか否かを識別するようにしました。これにより、デフォルトロットの識別が容易になります。
- 【受払ソース】オブジェクトにおいて、関連リストの「一般入出庫明細」に「受払区分」項目を追加しました。これにより、関連する【一般入出庫明細】レコードが「入庫」なのか「出庫」なのかが確認しやすくなりました。
- 【納品明細】、【受払ソース】レコードで、引当実行を行った際に「引当数」項目の値が0または未入力の場合に表示されるエラーメッセージを改善しました。
- 【納品明細】、【検収明細】、【受払ソース】オブジェクトにおいて、入出庫実行または、引当実行の処理で、必要なロケーション情報（倉庫、棚、ロット）が未設定の場合に表示されるエラーメッセージを改善しました。関連する【商品・サービス】レコードの設定に基づき、設定が必要な項目名がメッセージに表示され、原因が特定しやすくなりました。
- 【検収明細】、【納品明細】、【調達依頼明細】、【制作指図】、【受払ソース】オブジェクトにおいて、入出庫実行または、引当実行を行った際のエラー内容を記録する項目の名称を「〇〇実行結果」から「〇〇実行失敗結果」へ変更しました。フィールドの内容が「失敗した場合の結果」であることがラベル名から明確に理解できるようになり、ユーザーの混乱を防ぎます。
- 【棚卸管理】、【棚卸管理明細】オブジェクトの操作性向上のため、検索レイアウト、コンパクトレイアウト、ページレイアウト、Lightningレコードページを追加しました。
不具合修正
- 【受払ソース】、【納品明細】オブジェクトにおいて、「出庫指示」を実行した際に引当処理でエラーが発生すると「出庫指示済」がチェックされたままとなり、「出庫指示」が再実行できなくなる不具合を修正しました。