バージョン6.0をリリースしました。
リリース内容は以下の通りです。
新機能
- 制作プロセス
- 【制作指図】オブジェクトに「制作中止」ステータスを追加し、制作中止時に仕掛品残高を損失科目へ振り替える仕訳を自動生成できるようにしました。制作中止日・中止理由を記録でき、中止時の会計処理が自動化されます。
- その他、全般
- 経費精算の見出しに領収書の画像・PDFをアップロードすると、OCR(文字認識)で内容を読み取り、経費精算明細を自動作成する機能を追加しました。明細を手入力する手間が大幅に減り、複数ファイルをまとめてアップロードして一括で明細化できます。本機能は既定では無効で、[ツバイソPSAカスタム設定]の「領収書画像から経費精算作成機能の使用」をオンにすると利用できます。
機能改善
- 制作プロセス
- 【製造実績】レコードの一括承認時に自動実行される【制作指図】レコードの完了承認機能において、従来の「完了承認日」項目の自動設定に加え、「ツバイソロック(完了承認)」項目も自動で設定されるよう改修しました。あわせて、カスタム設定の表示ラベルも実態に即した明確な文言へと変更しています。これにより、完了承認が下りた後の【制作指図】レコードに対する誤編集を未然に防止し、より安全にデータを管理できるようになります。
- 【製造実績】オブジェクトの「製造完了日」項目を【制作指図】オブジェクトの「完成日」項目へ自動転記する機能を追加しました(カスタム設定で有効/無効を制御)。完成日の手入力が不要になり、製造実績と制作指図の日付整合を保てます。
- 原価計算実行時に、【制作指図】レコードに紐づく【資材明細】レコードから直接材料費を集計し、【原価計算票】レコードの「直接材料費[資材明細][集計]」項目へ自動反映する機能を追加しました。あわせて、【資材明細】【製造実績】オブジェクトに「メモ(社内用)」「外部ID」項目を追加したほか、「投入ステータス」項目の選択リストの名称を業務実態に合わせて変更しました。これにより、直接材料費を含めた正確な原価計算が自動化され、より実態に即した柔軟な実績・資材管理が可能になります。
- その他、全般
- 各オブジェクトにおいて、「為替予約」項目や「為替レート(手動設定)」項目の入力状況に応じて「レート適用方法」が自動設定されるよう改修しました。これにより、手動選択による入力漏れやエラーを防ぎ、より直感的でスムーズな操作が可能になります。
- 外貨建取引で小計・合計が整数に丸められていた事象に対応し、通貨ごとの小数桁数(ISO 4217準拠)で丸めるよう見直しました。外貨建金額の表示桁・単価精度を引き上げ、業界標準に沿った正確な外貨計算が可能になります。
- 登録国外事業者からの仕入の税区分自動選択を改善しました。【取引先関連情報】オブジェクトに「仕入先登録番号(インボイス制度)」項目が登録されている国外事業者からの仕入は、通常の課税仕入の税区分マスタが自動選択されます。これまで手動で修正していた手間がなくなります。
- 【財務記録】オブジェクトのERP連携画面および【財務記録明細】オブジェクトのレコードページについて、表記揺れの解消と操作性向上のための改修を行いました。これにより、より正確な用語と適切なヘルプ記事を参照できるようになり、最新の画面で快適にご利用いただけるようになります。
- 受発注ライフサイクル全体の外貨建取引情報について、ユーザー権限を拡大し、項目履歴トラッキングを有効化しました。外貨情報の参照・編集範囲が広がり、変更履歴の追跡が可能になります。
- 各種伝票明細等の各オブジェクトにおいて、【商品・サービス】オブジェクトで「預かり在庫商品」として設定されたレコードを選択できないよう制限を追加しました。これにより、誤った商品の選択による伝票作成ミスを未然に防ぎ、より正確なデータ入力が可能となります。※本機能はツバイソIMAをご利用中のお客様にのみ適用されます。
- 手形・電債等に「無効」項目を追加しました。不要なレコードを削除せず無効化できます。
- 【受注】【検収】【発注】【見積依頼】オブジェクトの「担当者」「部門」項目を承認ロックの対象にしました(受注・検収は「担当者」「部門」、発注・見積依頼は「担当者」)。承認後の変更を防止し、データの整合性を保ちます。
- 月次締処理で「ロックステータス」が「ロック済」の場合、対象期間のレコードの編集・削除を禁止するようにしました。締め済みデータの保全が強化されます。
- 外貨建債権債務において、各オブジェクトに「レート適用方法」項目を追加し【受注】【発注】レコードから転記するとともに、【売上】【仕入経費】レコードのツバイソERP連携に「為替予約番号」・「為替予約レート」項目を追加し、為替予約適用時は下流での意図しない為替レート上書きを防止するよう改善しました。
- 【納品】【検収】オブジェクトの明細エディタ(TBEditor)で明細の「納品予定日」を設定できるようにしました。明細単位で納品予定日を入力でき、納品・検収管理や在庫の将来予測の精度が向上します。
- 【商品・サービス】【支払予定】【入金予定】【取引先】【価格表(PSA)】【経費精算】オブジェクトに「メモ(社内用)」項目を新設しました。社内向けの補足情報を各レコードに記録でき、運用上の申し送りや注意事項を残せます。
- 【財務記録】オブジェクトに、売上・仕入経費・原価計算票財務記録と同様の「締処理後ERP自動連携」機能を追加しました。これまで財務記録のERP連携は手動のみでしたが、締め処理を契機に自動でERPへ連携されるようになり、連携漏れや手間を防げます。
- 外貨建債権債務の振当処理に対応しました。為替予約により円貨額が確定した振当処理選択取引は、ERPの期末外貨評価の対象外となり、会計基準に準拠した処理が行えます。
不具合修正
- 売上プロセス
- 月次請求かがみの処理対象判定を改善し、入金予定の紐づけ状況を条件に含めないよう修正しました。
- 【受注】オブジェクトの「明細連携済」項目が締めロックの対象となっていた不具合を修正しました。
- 調達プロセス
- 【発注】オブジェクト「通貨」項目のヘルプテキストを修正しました。
- 【検収】オブジェクトの明細エディタで、商品・サービスセグメントのプルダウンに「undefined」が表示される不具合を修正しました。
- その他、全般
- 管理会計2関連レポートの「管理会計種別」フィルタに「財務記録」を追加し、これまで集計対象となっていなかった財務記録の管理会計が正しく集計されるよう修正しました。
- 各オブジェクトで明細を「価格表から追加」した場合にレコードを無効化しようとすると、ツバイソロックのエラーが発生して無効化できない不具合を修正しました。
- 【財務記録】オブジェクトのERP連携で送信するセグメントを、他の連携(売上・原価計算票など)と同じ「セグメントグループ1〜3」を送信するよう修正しました。
- 【受注】【発注】オブジェクトの自動更新作成フローで発生するロックエラーを修正しました。
- 【納品】【検収】オブジェクトの明細エディタで、保存時に「納品予定日」が消える不具合を修正しました。