はじめに
ツバイソPSAは、大きな基幹システムですが、理解しやすいように共通の画面構成となっています。
画面の配置、表示項目は細かくカスタマイズできますが、まずは基本構成から始めることをお勧めします。
目次
- 基本的な画面構成
- アプリの選択
- ナビゲーション項目の選択
- リストビュー
- グローバル検索
- 通知
- ヘルプページへの移動
- 入力・編集
- レコードの無効
- 承認によるレコードのロック
- フェーズの切り替え
- 詳細タブ
- 関連リスト
- マスタ
- タブ構成
- ホーム画面
- 経費精算
基本的な画面構成
操作を行う画面は以下の4つのパネルで構成されています。
①強調表示パネル。レコード(伝票と同じ。見積、受注など意味のある単位でのデータの集合を言います。)の重要な情報を表示しています。
②フェーズパネル。現在の業務フェーズを表しています。
③クイックリンクパネル。現在開いているレコードに関連するレコードへのリンクを表示しています。例えば、案件レコードの場合は、この案件の見積、受注、請求、売上、発注、検収、支払、仕入経費などに直接移動することができます。
④メインパネル。主にここで業務に必要な入力、操作を行います。
⑤Chatterパネル。このレコードに関するチャットを行ったり、活動、ToDo、予定、メールを作成します。また、レコードに関連するファイルを添付したり、メモを作成します。
アプリの選択
ツバイソPSAは、セールスフォースプラットフォーム上のアプリのため、同じ環境にツバイソPSA以外のアプリ(Sales Cloudなど)があり、切り替えて使います。
①を押すことでアプリケーションを選択することができます。
②の検索窓で「psa」を入力することで絞り込むことができます。
③のように、ツバイソPSAには、「ツバイソPSA(案件担当者用)」と「ツバイソPSA(管理部門用)」の二つのアプリケーションがあります。
「ツバイソPSA(案件担当者用)」は、特定の案件に関連する業務を行いやすいUIで、案件を軸に日々の業務を行う社員に向いています。上記の画面、これから説明する画面は「ツバイソPSA(案件担当者用)」アプリです。
一方、「ツバイソPSA(管理部門用)」は、受注、納品、請求、発注など、個々の案件ではなく機能軸で業務を行う社員に向いています。下の図のように、機能がタブに表示されます。
ナビゲーション項目の選択
①を押すことで②「ナビゲーション項目」が表示されます。ここから必要な機能に移動することができます。
- 「ホーム」には、ダッシュボード、未承認申請(自分が承認すべき申請)、今日の行動、TODO、Chatterが標準では表示されています。カスタマイズして必要な情報を表示させることができます。
- 「タイムシート登録」には、日々登録するタイムシートと経費精算の画面が表示されます。
- 「案件」には、案件一覧が表示されます。
- 「業務メニュー」には、業務プロセス別にカテゴリ分けした機能が表示されます。
- 「マスタ」には、カテゴリ分けされたマスタが表示されます。
表示されるナビゲーション項目は権限によって異なります。
③編集によって、業務メニューやマスタのうちよく使う機能を、ユーザごとに②に表示させることができます。
リストビュー
機能(業務メニュー)を選択すると、その機能(業務メニュー)に存在するレコードの一覧が表示されます。
デフォルトは、①「最近参照したデータ」ですが、②でピン留めすることで、好みのリストビューをデフォルトに変更することができます。
③の設定によって、ユーザ毎に好みのリストビュー(表示する項目、条件フィルタなど)を作成することができます。詳しくは【リストビュー】の使い方をご覧ください。
①を押すとリストビューが表示されます。
以下は、「すべて選択」リストビューを選択した状態です。
グローバル検索
何か調べたくなったら検索窓でキーワード検索をしましょう。
Google検索の要領で、知りたい情報のキーワードを伝えたら、システム側が気を利かせて検索して、その検索結果から人間は選ぶ、という今時のやり方で簡単に欲しいデータを手に入れられます。もちろんアクセス権限が許可されていないデータは検索が制限されます。
一般的な業務システムは、操作者が自分が欲しいデータが見積なのか受注なのかを判別し、そのメニュー開いて、IDや日付などの検索条件を正しく登録して検索しますが、キーワード検索を使えば、そんな面倒なことをしなくても、検索結果から選べば良いだけなので、全社員で活用しましょう。
検索フォームをクリックし、「すべて▼」から「案件」などのオブジェクトを選択して絞り込むことができます。
以下のようにAND条件、OR条件、ワイルドカードを使った検索も可能です。
「文字列1 AND 文字列2」
「文字列1 OR 文字列2」
「文字列1 AND NOT 文字列2」
「文字列*」
「"文字列1 文字列2"」
通知
自身に通知が来ると、右上のベルマークに赤い数字が表示されます。
ベルマークを押すと通知が表示され、通知をクリックすると該当するレコードに移動することができます。
ヘルプページへの移動
皆さんが今ご覧になっているヘルプページにはここからいつでも開くことができます。
入力・編集
鉛筆マークを押すと入力、編集できるモードになります。
入力、編集できる項目は権限によって異なります。
レコードの無効
レコードを削除する場合はレコードの「無効」にチェックを入れます。
「無効」にチェックを入れたレコードは下記変更が反映されます。
- 「件名」最初に[無効]と追記される
- ツバイソロック(無効)がロックされる
- 積み上げ集計の対象外となる
- 参照項目の検索対象外となる
- ツバイソPSA標準のリストビューから非表示となる
※ 関連するレコードが存在する場合は、無効にすることができません。
承認によるレコードのロック
レコードが承認されると、ツバイソロック(承認)がロックされ、承認されたレコード内容がロックされます。
※ロック対象外項目は各オブジェクトのマニュアルをご参照ください。
承認やロックの詳細は下記をご参照ください
フェーズの切り替え
一つ右の次のフェーズに移動したい場合は、②「フェーズを完了としてマーク」をクリックすることでフェーズ変更できます。フェーズを飛ばして移動したい場合は、①移動したいフェーズを押して、②「現在のフェーズとしてマーク」を押すと、フェーズを切り替えることができます。
フェーズを切り替えると③ステップタブの内容④がフェーズにおける業務に必要な内容に切り替わります。
詳細タブ
詳細タブを開くと、レコードの情報がセクションごとに表示されます。ここから入力、編集することもできます。
入力、編集できる項目は権限によって異なります。
関連リスト
関連タブを開くと、レコードに関連する他の機能のレコードが全て表示されます。例えば案件の場合は、この案件に関する見積、受注、納品、請求、売上、発注などです。
案件の見積金額、受注金額、売上金額、請求金額、発注金額、原価などは、案件に関連する複数の見積レコード、受注レコード、売上レコードの集計値です。上記の金額の内訳、構成するレコードが関連リストには表示されます。
関連リストから関連するレコードに移動することができます。
表示される関連リストは権限によって異なります。
マスタ
マスタタブを開くと、業務に必要なマスタの一覧を確認することができます。
タブ構成
「ツバイソPSA(案件担当者用)」アプリの場合は、以下の様なタブが開きます。
①が案件ごとのタブです。①の下の階層のタブとして②が開きます。②は機能(案件、見積、受注、納品など)ごとのレコードです。
自分の業務に関係するタブを開きっぱなしにしておいて、スピーディに切り替えて仕事をすることができます。
よく使う案件やリストビューなどは下記のように「タブを固定」で固定しておくことができます。またタブに表示される名前も「タブのカスタマイズ」で自分がわかりやすい名前に変更することができます。
ホーム画面
ホーム画面は「ダッシュボード」や「Chatter(チャット)」、承認すべき「未承認申請」、「今日の行動(予定)」、「今日のToDo」が表示されています。
ホーム画面は、ユーザごとにカスタマイズ可能です。
経費精算
全ての画面に表示されている、左下の「経費精算を新規作成」を押すことで、「経費精算」を作成することができます。