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はじめに
マニュアル仕訳は、CSVファイルを使ってまとめて登録(インポート)したり、仕訳データをCSVファイルに書き出す(エクスポート)ことができます。他システムの仕訳データや期首の開始仕訳を一括で取り込みたいときや、仕訳データを分析したいときに便利です。
マニュアル仕訳管理のインポート
インポートで使えるデータ形式は「仕訳簡易(CSV)」です。自分で用意したCSVを取り込むときに使用します。
インポートは、既存の伝票に「追加」で登録します。 取り込んだ行は、発生日の月のマニュアル仕訳として新しく作成されます。既存の仕訳を上書き・更新するものではありません(同じ内容を2回取り込むと、2件登録されます)。件数が多い場合、取り込みに数十分かかることがあります。
CSVファイルの形式
- 文字コードは Shift-JIS、項目の区切りはカンマ、改行は CR+LF(Windows標準)です。
- 見出し行はなく、1行目からデータ行として扱います。
- 各条件を満たさない場合はエラーとなり、その回の取り込みは行われません。ただしセグメント(21列目)には例外があり、指定に誤りがあってもエラーにならないまま取り込まれることがあります(下記「列の仕様」を参照してください)。
複合仕訳(1つの仕訳に複数明細)の指定
1列目の「複合仕訳区分」で、行が新しい仕訳の開始か、前の仕訳への明細追加かを指定します。
-
*(アスタリスク): ここから新しい仕訳が始まります。単一仕訳では各行に*を入れます。 - 半角スペース: 直前の仕訳に明細行を追加します(複合仕訳の2行目以降)。継続行には必ず半角スペースを入れてください(空欄にすると、新しい仕訳の開始として扱われます)。
列の仕様
| 列 | 項目名 | 取込 | 入力する値・形式 |
| 1 | 複合仕訳区分 | 使用 |
*(新しい仕訳の開始)/ 半角スペース(前の仕訳に明細を追加) |
| 2 | 発生日 | 使用 | 数字8桁(YYYYMMDD)。必須 |
| 3 | 仕訳ID | 取込では無視 | 空欄で可(エクスポート時に出力されます) |
| 4 | 仕訳明細ID | 取込では無視 | 空欄で可(同上) |
| 5 | 勘定科目コード(借方) | 使用 | 勘定科目マスタのコード |
| 6 | 勘定科目コード(貸方) | 使用 | 勘定科目マスタのコード |
| 7 | 金額(借方) | 使用 | 数字(消費税がある場合は税抜額) |
| 8 | 金額(貸方) | 使用 | 数字(消費税がある場合は税抜額) |
| 9 | 消費税額(借方) | 使用 | 数字 |
| 10 | 消費税額(貸方) | 使用 | 数字 |
| 11 | 税区分(借方) | 使用 | 税区分マスタのコード |
| 12 | 税区分(貸方) | 使用 | 税区分マスタのコード |
| 13 | 摘要 | 使用 | 400文字以内 |
| 14〜19 | 登録者・更新者・登録日・更新日・勘定科目名(借方/貸方) | 取込では無視 | 空欄で可(エクスポート時に出力されます) |
| 20 | 部門 | 使用 | 部門マスタの部門コード |
| 21 | セグメント | 使用 | セグメントマスタのセグメントコード(複数指定するときは下記を参照) |
- 勘定科目コード(5・6列目)で補助科目を指定するときは、「親の勘定科目コード」と「補助科目コード」を半角の
~でつなぎます(例:999~999)。 - 税区分(11・12列目)は、借方・貸方のいずれかに必ず設定してください(未設定はエラーになります)。
- 3・4・14〜19列は取り込みでは使いません(空欄でかまいません)。
-
セグメント(21列目)を複数指定するときは、
"segA,segB"のように値全体をダブルクォートで囲んでください。 囲まずにsegA,segBと書くとカンマが列の区切りとして読まれ、1つ目のセグメントだけが設定され、2つ目以降は取り込まれません。 - セグメントマスタに無いセグメントコードを書いた場合は、そのセグメントが設定されません。
- 上記2つはエラーにならないまま取り込みが完了します。取り込み後に、セグメントが設定されているかを確認してください。
- 同じセグメント種別(重複を許可していない種別)のセグメントを2つ以上指定した場合は「◯◯セグメントは複数設定できません。」となり、その回の取り込みは行われません。組み合わせるセグメントは種別を分けてください。
- 取り込み時は、「金額(税抜)+消費税額」を税込金額とみなし、税区分に基づいて税抜額と消費税額を計算して登録します。金額と消費税額は、税区分の税率と整合するように入力してください。
- 経理方式(内税・外税・別記)にかかわらず、金額(7・8列目)には税抜額を、消費税額(9・10列目)には消費税額を分けて記載します。取り込み時に経理方式の設定は参照されません。
記入例
数値・コードは記入例です。1行目は単一仕訳、2〜3行目は複合仕訳(3行目の先頭が半角スペース)です。
*,20141102,,,710,110,600,600,0,0,0,0,消耗品費,,,,,,,bumonB
*,20141004,,,110,500,600,600,0,0,0,1,売上,,,,,,,
,20141004,,,999~999,110,600,600,0,0,0,0,手数料,,,,,,,
マニュアル仕訳管理のエクスポート
仕訳帳の仕訳データを「簡易(CSV)」形式で書き出せます。データの分析などに利用できます。
- 文字コードは Shift-JIS、カンマ区切り、改行は CR+LF(Windows標準)です。見出し行はなく、1行目からデータ行です。
- エクスポートは、取り込みの21列に「部門名」を加えた22列構成です(部門コードの次に部門名が入り、セグメントは最後の列になります)。
| 列 | 項目名 |
| 1 | 複合仕訳区分(単一は常に *、複合は先頭行のみ *・以降は半角スペース) |
| 2 | 発生日(YYYYMMDD) |
| 3 | 仕訳ID |
| 4 | 仕訳明細ID |
| 5 | 勘定科目コード(借方) |
| 6 | 勘定科目コード(貸方) |
| 7 | 金額(借方。消費税がある場合は税抜額) |
| 8 | 金額(貸方。消費税がある場合は税抜額) |
| 9 | 消費税額(借方) |
| 10 | 消費税額(貸方) |
| 11 | 税区分(借方) |
| 12 | 税区分(貸方) |
| 13 | 摘要 |
| 14 | 登録者 |
| 15 | 最終更新者 |
| 16 | 登録日(YYYY-MM-DD) |
| 17 | 更新日(YYYY-MM-DD。更新者が記録されていない仕訳では空欄になります) |
| 18 | 勘定科目名(借方) |
| 19 | 勘定科目名(貸方) |
| 20 | 部門コード |
| 21 | 部門名 |
| 22 | セグメントコード |
注意: エクスポートしたCSV(22列)を、そのまま無編集で再度インポートしないでください。取り込みは21列目をセグメントとして読むため、エクスポートの21列目「部門名」がセグメントコードとして扱われ、22列目の本来のセグメントコードは読まれません。再取り込みする場合は、21列目(部門名)を削除してから取り込んでください。
ご利用時の注意
- インポートは既存の伝票に「追加」で登録します。取り込み前に内容をよく確認してください(重複取り込みに注意)。
- 発生日の月ごとにマニュアル仕訳として登録されます。
- 借方・貸方の金額が一致しない仕訳はエラーになります(貸借一致が必要です)。
- 取り込みでエラーがある場合は、エラーになった行番号が表示され、その回の取り込みは行われません。