はじめに
前回、顧客に提出した見積が無事承認され、発注されることとなったため受注レコードを作成し、発注手続きを進めましょう。
見積
前回の見積を開いてフェーズを以下に変更してください。
【見積】フェーズ:受注プロセス
「ステップ」タブを選択してください。
「(見積)受注を作成」の「次へ」を押して、「受注」を作成してください。あらかじめ自動設定されているので「受注を作成」を押すだけです。
- 件名:進行基準売上「収益認識に関する会計基準の適用指針」の[設例9]
- 得意先:葛城株式会社
- 担当者:佐藤藤吉
- 納入期限:20X2/01/31
今回作成する受注レコードを前回作成した制作指図レコードに関連付けるかを確認されますので、選択して関連付けます。
作成した受注レコードに移動「する」として、作成した「受注」レコードに移動しましょう。
受注
【受注】フェーズ:受注計画【省略可】
- 契約予定日:20X1/10/31
【受注】フェーズ:契約準備中
タブ:契約情報
- 受注日(契約日):20X1/10/31
タブ:明細
「収益認識に関する会計基準の適用指針」の[設例9]によると、X1 年 12 月にエレベーターが現地に引き渡されることとなっているため、「納品予定日」を個別に設定しましょう。これによりエレベーターとエレベーター工事の明細が別の納品レコードとなります。また管理会計フォーキャスト上も別の会計計上日で計上されるようになります。
- 納品予定日:20X1/12/25
同様に、エレベーター工事にも「納品予定日」を設定してください。
- 納品予定日:20X2/01/31
【受注】フェーズ:承認プロセス
(受注)承認申請で、「次へ」を押して、承認申請してください。佐藤藤吉(申請者自身)が最終承認者なので、少し待つと自動承認されます。
リロードして「承認ステータス」が承認済となったことを確認してください。
承認済となることで、納品2つと発注が1つ自動作成されていることもわかります。
注文書、注文請書も自動作成され、ファイル添付されます。また、ファイルリンクも自動作成されます。
自動作成された納品の確認
クイックリンクの納品をマウスオーバーすると作成された納品が表示されます。
受注明細で設定した納品予定日ごとに納品レコードが作成されています。
自動作成された発注の確認
発注をマウスオーバーしてみましょう。
受注明細のうち、受注発注品のエレベーターの発注が自動で作成されています。
【受注】フェーズ:契約手続き中
- 注文書受領日:20X1/10/31【省略可】
- 得意先発注番号:c【省略可】
- 注文請書送付日:20X1/10/31【省略可】
調達依頼
制作指図で原価を見積もる際に作成したエレベーター工事の調達依頼から発注を作成しましょう。
グローバル検索や調達依頼のリストビューから探しても良いですが、今回は受注レコードのクイックリンクの調達依頼から移動しましょう。
「承認プロセス」フェーズで承認を得て、「調達依頼中」フェーズから発注を作成しましょう。
- 発注件名:エレベーター工事
- 得意先:ベストパートナー株式会社
- 担当者:佐藤藤吉
- 納入期限:20X1/12/31
まとめ
以上で、受注と、それ以降のプロセスの納品と発注の準備ができました。
納品、発注ともに予定日とレコードが作成されることでTODO管理が漏れなく行えるようになります。