はじめに
続いて12月の月次処理を行っていきましょう。
11月との違いは、12月にエレベーターとエレベーター工事の検収、仕入計上があることです。
発注
案件からクイックリンクで2つの発注を確認してみましょう。
これが、エレベーターとエレベーター工事に関する発注レコードです。
それぞれ開いて、承認プロセスで承認済にしましょう。
承認済となることで、検収レコードが自動作成されます。
検収
検収のリストビューを開き、「納品待ち」リストビューに変更してください。
納品日、検収日(仕入計上日)に20X1/12/25を登録してください。
次に、「締処理用」リストビューに変更して、締処理にチェックをしてください。
必要に応じて承認などを行いますが、ここでは省略します。
締処理を行うと、約1分後に仕入経費レコードと請求レコードが自動作成されます。
タイムシート登録
佐藤藤吉として、20X1/12/01〜20X1/12/03にそれぞれ8時間、合計24時間のタイムチャージをつけましょう。
- 日付:20X1/12/01〜20X1/12/03
- タイムチャージ対象:エレベータ工事(XX進行基準売上「収益認識に関する会計基準の適用指針」の[設例9] / 葛城株式会社)
- 時間:8:00
- タイムチャージ対象:エレベータ工事(XX進行基準売上「収益認識に関する会計基準の適用指針」の[設例9] / 葛城株式会社)
原価計算票
- 会計計上日:20X1/12/31
- 集計期間:20X1年12月まで
制作指図
進行基準売上タブを開いて、進行基準売上を作成し、以下を設定してください。
- 商品・サービス(進行基準):工事(進行基準)
- 売上計上日:20X1/12/31
納品
納品のリストビューを開いて、「締処理用」リストビューに変更してください。
次に、先ほど作成した進行基準売上専用の納品レコード4つの締処理にチェックをつけてください。
続いて、「納品待ち」リストビューに変更してください。
1,500,000円のエレベーターについて納品日と検収日(売上計上日)に20X1/12/25を登録してください。
「締処理用」リストビューに変更してください。
エレベーターの納品レコード1つの締処理にチェックをつけてください。
これにより、約1分後に売上が作成されます。
案件
案件に移動し管理会計タブに移動して、案件損益予算実績月次推移表を開いてください。
レポートの下にある「積み上げ集計」をオンにしてください。以下のような表が作成されます。
12月の進捗度が76.32%となったことにより、売上高(エレベーター分含む)が大きく進捗したことがわかります。