笹塚カフェとはPOSレジ機器の利用に伴って毎月ライセンス収入が発生する契約を結んでいます。同時に東POS株式会社に対してライセンスの仕入を行なっており、こちらも期間の経過に従って費用が発生する契約を結んでいます。
期間の経過に従って発生するライセンス費用、最近だとサブスクリプションモデルの費用管理を【期間費用】で行いましょう。
「期間費用」も「検収」と同じように、あらかじめ「発注」から契約期間分のレコード(伝票)を作成しておくと、仕事の漏れを防いで、組織的に予算実績の原価管理ができるようになります。
発注明細の期間費用情報を登録する
発注を開き、「明細」タブを開き、「ライセンス(月額)」(下図の赤枠内のどこか)をクリックして開きます。
下記の各項目を入力します。
- 期間:12
- 期間単位:月
- 期間費用計上開始日:20X1/11/1
- 期間費用計上終了日:20X2/10/31
- 最終月の期間(月):1
発注から期間費用を作成する
フェーズ:(発注の)調達業務中
「発注」のフェーズが「調達業務中」となっていることを確認してください。
タブを「期間費用」に変更し、「次へ」をクリックします。
期間費用の作成条件を確認し、「正しいことを確認した」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
表示される質問に対し、下記の通り登録します。
- 件名:笹塚カフェPOSレジ導入案件2022/07/26
- 担当者:佐藤藤吉
「期間費用」の作成が完了すると、12ヶ月分(12レコード(伝票))の期間費用が作成されているはずです。「すべて表示」をクリックして、正しく作成されているか確認してください。
(発展)
上記では手動で期間費用レコードを作成しましたが、ツバイソPSAでは発注の承認後自動的に期間費用レコードを作成する機能があります。
発注レコードを開き、承認情報セクションにある「承認後自動作成(検収・期間費用・T&M費用)」にチェックが入っている場合、承認後に検収や期間費用、T&M費用レコードが自動作成されます。
締処理を行う
「期間費用」のリストビューを開きます。
次に「締処理用」リストビューを選択してください。
締処理対象のレコードが表示されます。
「仕入経費計上日」が空欄の場合は「締処理用」リストビューに表示されません。
内容の確認を行い、「締処理」のチェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンを押します。
今回は、一覧で20X2年2月から20X2年4月までの3ヶ月間のレコードにチェックを入れましょう。
※「締処理」にチェックを入れると、「ツバイソロック(締め)」にチェックが入り、各項目の編集ができないよう制御されます。